自分のからだの状態を知ることは女性として一生大切なこと

診療の基本

結果の出せる不妊治療
 三つの理由

当院で30歳代はもちろん、40歳代の方がこれほど多く妊娠・分娩するには理由があります。

そして『同じ治療の繰り返し』に不信感を抱き、当院へいらっしゃる方が多いのも事実です。

● 理由1

『徹底したひとり一人に対する治療計画とその実践』

言葉で「ひとり一人、その時のからだの状態に合わせた」と言葉でいうのは簡単です。
でも本当に実践するのは、決して簡単なことではありません。

● 理由2

『妊娠に必要な基本的なからだづくりの提案と治療』

初診時・治療経過時に体組成分析注)(In Body 570使用)を行います。

その解析と血液検査の結果によりひとり一人にベストな食事指導・生活習慣の改善指導を行います。
これに加えて男性では精子の運動率・前立腺機能の改善、女性でも子宮内膜の厚みや卵巣機能を左右する血行不良の改善治療も行っています。

注)体組成分析とはからだの各部位ごとの水分量・筋肉量・体脂肪量を測定して、過不足の状態を知ることで、からだの機能の改善につなげるために行います。

● 理由3

『内視鏡(子宮鏡)を用いた子宮環境の改善』

子宮の中の内膜は受精卵が寝込むためのベッドなのです。
できるだけフカフカで、暖かい方が卵子にとっても良いと誰も考えますよね。

子宮筋腫や子宮内膜ポリープは子宮の形を直接変化させるので当然ですが、子宮内膜表面状態や病変(がんや慢性子宮内膜炎など)の変化を見極め、必要な治療を行うことで着床の環境がみちがえるほど変わります。

“妊娠が治療終了ではなく、
安全に分娩して治療終了なのです”

さ ら に

“妊娠分娩が人生の全てでは
ありません。
女性としての美しい人生が
残っているのです”

これが、当院が支持される
もう一つの理由です

当院では10代・20代の女性にも大きく窓口を開いています。月経不順や月経痛・ニキビなど肌の問題など、これらはすべて卵巣機能に直接関係しているのです。また、不妊治療や分娩が済んだあとの女性に対して、お産とがん検診以外には、親身に見てくれる婦人科がないので困っているという女性をこれまで多く診てきました。

10代・20代の女性には、自分の体質や子宮・卵巣の状態を前もって知ることが大切です。自分のからだの特性や状態を理解し、必要な予防や治療をしておくことは、その後の人生の計画にも役立つばかりでなく、その後の治療が必要な場合でも、短時間でかつ安全、しかも一番経済的なのです。
たまたま別のことで当院を受診した女性からは、対症療法ではなく、自分のからだの本質がわかって安心した、今後の人生の計画に非常に役立った、という多くの声をいただいております。

また、妊娠分娩した女性もいずれは更年期を迎えます。一方、治療を頑張ったが結果につながらなかった女性、治療を中止して別の人生を歩みだした女性が、どこにも自分たちのからだの悩みを相談できる婦人科がない、と言って嘆いているのも事実です。

当院では、妊娠前でもまた不妊治療でも、そして分娩後も、このような女性のファーストおよびセカンドキャリアの後押しとアドバイスを積極的に行っています。

これが、当院の基本的な考え方です。