速報/新着情報
不妊治療に新たな取り組み
上条式電場空間培養法による妊娠率、分娩率の改善効果の発表に大きな反響があり、新聞や雑誌に取り上げられました。
掲載記事:https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/443072
昨年1年間(2022年)の妊娠分娩成績
75%(146名)が妊娠
凍結胚移植では
54%(99名)妊娠しました
そのほか、
人工授精(通常5-8%のところ当院では妊娠率12%)
やタイミング法でも非常に多くの方が妊娠しました
昨年1年間の当院では、ひとり一人すべての患者にあわせて最適最良な治療を選択し治療した結果、およそ300組弱のご夫婦が9月末までに分娩します。
医師一人当たりの治療成績としてはトップクラスです。
開業以来20年にわたり取り組んできた妊娠できる体づくりと、適時適所に用いたサプリメントの効果はもちろんですが、当院の胚培養士の技量によるところも非常に大きいと思われます。
また昨年初より導入したシステムによる培養環境の改善効果も大きく寄与し、凍結融解過程の受精卵へのダメージが少ない結果、ほぼ倍近い患者様が分娩します。今後もいくつかの企業と共同研究を進め、分娩率の向上改善に努めます。
日本初、2種類の内視鏡手術システムでの子宮内治療を実施
4つの着床障害の原因を克服
それぞれのシステムの特徴を生かし、ひとり一人に適した器械を選択して使用することで、最良最適の子宮内手術が可能です。
どちらのシステムでも痛みが少なく、局所麻酔での30分程度の手術時間で済むので、半日での外来治療が可能です。
このシステムを用いた手術では、以下の4つの原因を同時に治療いたします。
- ポリープの完全切除、および再発が少ない
- 子宮内膜の活性化
- 子宮内フローラの改善
- 慢性子宮内膜炎の治療
(詳細は内視鏡治療をご覧ください)
8、9月の診療スケジュール
カレンダーのように診療いたします。 慢性子宮内膜炎に対しても当院独自の治療アプローチによりその後の妊娠率も非常に高く、またFTカテーテルによる卵管の再生手術もご希望される方が非常に多く、診療及び手術の予定が大変混み合っております。自分が適応となるのか、などご心配な方は早めにご相談ください。
当院のモットー
不妊症:先の見えない苦しみ
不妊症の原因は、ご夫婦ごとに異なります。
男女両方に原因があることも少なくないのです。
また、必ず妊娠するという保証もなければ、周りの人達がすごく理解してくれているという病気でもありません。
このため先が見えなくて、辛い思いで過ごしている方も多いのではないでしょうか。
この皆様の苦しみ・不安をできる限り解消するため、当院では“ひとり一人に合った薬を選び出し、ひとり一人のからだの状態に合わせて量も加減する治療法”、による治療をおこなっております。
婦人科の病気:ホルモンバランスの異常っていったい何?
他院を受診した時に、良く耳にするフレーズでは?
でもいったい何のことやら、と言って当院を受診してくる女性が非常に多くいます。
痛いときの痛み止めでは完治することはないのです。
全ての症状に原因・理由があるのです。この原因をできる限り探求して取り除く、またはその原因に直接にアプローチする治療が大切なのです。
当院のオーダーメイド治療の特徴
「たぶんこうだろう」の診察ではなく、「裏にはこうゆう原因が隠れているかもしれないな」の診察の徹底と実践。
積み重ねてきた過去の症例に類似するものが1例でもあれば、それと照らし合わせて、その場合にどうだったかを検討。
世界の医療ネットワークで最新治療の情報を日々収集。
皆様ひとり一人に合った治療方針を組み立てて提案。
最短の期間で無理、無駄のない治療の実践。
いつでも皆様の前に、当院のオーダーメイド治療の扉は開かれています。
当院での不妊治療の実績
開院以来、子宮内膜症や排卵障害も含め、総合的に不妊治療と向き合ってまいりました。この総合的な不妊治療の結果として、毎年400例以上の妊娠を達成しております。妊娠例の半分は体外受精胚移植のよるものですが、残りの半分はタイミングや人工授精での妊娠です。
これは『必要な治療を必要な方に届けられた結果』と思っており、当院のオーダーメイド治療により多くの方が毎年妊娠し分娩しています。さらに、新鮮胚移植による分娩率は毎年25%以上を継続しています。