世界一わかりやすい治療Q&A

流れるほど月経血が多い、塊がでる、月経痛がひどいなどの症状がありませんか？
子宮の中に子宮筋腫や子宮内膜ポリープが潜んでいる場合が多いのです。

子宮の内部はとても狭いのです。たとえ5～10ｍｍくらいの小さな筋腫やポリープでも月経痛や月経過多の原因になるのです。

膣から子宮の中にカメラを入れ、直接見ながら手術をします。
当院では2020年に日本国内初発売の最新機器を導入しました。世界的にはすでに多く実績のある機械ですが、さらに改良されています。その結果、痛みが非常に少なく短時間での手術が可能となりました。
何より痛みが少なく半日で済み、しかも効果が大きいのが最大のメリットです。

月経痛の軽減や経血量の減少が一番のメリットです。
また子宮内の邪魔者がなくなるので着床環境が改善し妊娠しやすくなるだけでなく、流産が少なくなるのです。

ここで重要なことは、内視鏡治療には医師の経験と技術が必要だということです。

子宮内に病変が長く存在すると、ポリープのままなのか、悪性化しないのか、はっきりしなくなってきます。このまま閉経をむかえてしまうと、子宮も衰えて小さくなりますので、簡単に子宮内にカメラが入らなくなり、調べること自体が非常に大変になります。
このため疑わしい場合、特に分娩したことのない女性や帝王切開しかしていない女性では、閉経までに手術や検査を済ませた方が、あとの心配がありません。